合鴨完全放し飼い!西崎ファーム

西崎ファーム
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求人情報

会社概要

沿革

History

昭和59年
昭和59年

茨城県新治郡千代田町市川(現かすみがうら市)にて飼育場を開設

昭和61年
昭和61年

クラブ・デ・トラントの高橋会長らの支援を受けて、首都下のレストランや専門店との取引が急拡大

昭和62年
昭和62年

取引先の増大に伴い、直販をベースとして全国規模の営業を展開

昭和63年
昭和63年

需要拡大と農業見学者の急増から本農場を現在の場所に移設

平成4年
平成4年

本社社屋完成

平成7年
平成7年

飼育場の大幅な拡大

令和2年
令和2年

創業者、西崎敏和の引退に伴い、清水司が代表就任

令和4年
令和4年

現農場に新区画を増設。新品種の導入

代表メッセージ

Message

株式会社西崎ファーム代表取締役の清水です。

西崎ファームでは全国的に珍しい鴨の放し飼いを行っており、9割以上を飲食店様へ直販しております。
弊社の成り立ちは先代の西崎敏和が脱サラし、茨城に移住してきた30年以上前に遡ります。
畜産の知識もなく、ゼロから始めた鴨の飼育。多くの苦労を重ねて、現在の完全放し飼い、無投薬、長期肥育にたどり着きました。
時勢の変化に伴い試行錯誤してきましたが、効率のみを追い求めることはせず、一貫して自然に近い環境で鴨を育てるというスタイルを心がけてきました。

私と西崎ファームとの出会いは学生時代でした。
農業経済を学びながら、漠然と『生産者になりたい』という思いを持ち、野菜や果樹、酪農といった様々な生産者へ訪問し、様々な体験を積みました。
多くの個人農家、農業法人を訪れる中で、『農業は儲からない』、『子供に継がせるのは難しい』といった声を耳にして、いつしか『もっと農業を魅力的な仕事にしたい』と考えるようになりました。
その中で西崎ファームは『鴨』という特殊な品目を『直接販売』している特異な存在として強く印象に残り、何度も訪れることとなりました。
卒業後、どのようにして一次産業を盛り上げていけるか苦慮している時期に、先代の西崎から『跡を継がないか』と声をかけていただきました。
西崎ファームの鴨肉は多くの飲食店様、個人のお客様にご愛好いただいており、ここなら魅力的な農業を体現できるのではないかと感じ入社を決意しました。
3年間の修業を経て、2020年5月より第三者承継で代表となり、新型コロナウイルスの影響を受けながらも従業員と共に少しずつ前に進んでおります。

私が代表に就任してからの出来事で印象深い出来事があります。
近郊で鳥インフルエンザが発生したため、西崎ファームも関連農場となってしまい、精密な検査で陰性が確認できるまで出荷停止となりました。
定期的にご注文いただいている飲食店様に一定期間お肉をお届けできず、大変なご迷惑をおかけしましたが、多くのお客様が西崎ファームの復帰を待ってくださり、陰性確認後もお客様が1軒も離れることなく取引させていただきました。中でも『西崎さんの鴨しか使わない』と言ってくださるシェフの方もいらっしゃり、生産者として至上の喜びを感じるとともに、これからも期待に応える商品をお届けしなければと身の引き締まる思いでした。

畜産は毎日仕事で、生と死を間近に感じる大変な業種かもしれません。
しかし鴨たちの生命力、自然の恵みを目の当たりにしたときの喜びは代えがたいものがあります。
その恵みを西崎ファームに関わる全ての人に還元できるよう取り組んでいきたいと思います。

国際的な飼料の高騰、疾病の蔓延など、畜産を取り巻く環境は厳しさを増しておりますが、
同じ思いを持って共に汗を流してくれる仲間とともに、西崎ファームが社会に貢献できるよう邁進していく所存にございます。
今後も一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

企業理念

Philosophy

命の恵みで社会を豊かに

行動指針

Action

  • 高付加価値商品を提供し続けて関わるすべての人を物心両面で幸福にする。
  • 豊かさが進化につながる好循環を目指す。
  • 持続可能でひずみのない経済活動を通じて地域社会に貢献する。

茨城県かすみがうら市 中志筑134-1
TEL: 0299-24-2891
FAX: 0299-24-2810